One morning [大阪市中央区上本町 谷町六丁目 鍼灸心理 藤治療院 整体院]
8月6日。
甲子園で黙とうする姿が印象に残ります。
毎年、この時期になると「火垂るの墓」がTVで放送されたりしてますね。
昨日、TVで「もののけ姫」がやってました。
長かったのでクライマックスで寝ちゃったけど・・・。
宮崎駿監督の作品では1番好きかも。(寝たくせに)
作中に全身を包帯で覆う人たちが出てきます。
人として生まれ、人として生きることを許されなかった存在。
広島に原爆が投下されて、かつてないエネルギーが発生しました。
それは人の姿かたちを大きく変化させました。
「うつるんじゃないか?」
当時はそう思われていたそうです。
不確かな情報による認識が、多くの差別や偏見を生んだのでしょう。
被ばくした人たちは、被害者でありながら肩身のせまい生活を余儀なくされました。
先ほど触れた「もののけ姫」についても同じことが言えると思います。
そういう時代。
いろんな分野が進歩しているとして、確かにそういう側面もあると思います。
しかし、時代が変わってもスケールに関わらず同じようなケースは無くなりません。
そういう生き物といったほうがいいでしょうか。
目で見たことから多くの情報を受けて認識し、それぞれの感情をいだいて行動する。
ミクロな視点では、なにも間違ってない。
道徳観や倫理観をどうとらえるか。
先の現役アメリカ大統領の訪問は何を意味するのか。
あの日から70年以上経つんですね。
外は真夏の太陽。
照りつけるものすごいエネルギー。
今はただ、
黙とう。
ピンポイント [大阪市中央区上本町 谷町六丁目 鍼灸心理 藤治療院 整体院]
今日は昼から近くのお店にご挨拶回り。
ご縁があって、お互いのお店を紹介したりしてもらったり。
地域の方に幅広く知っていただくのはとても大切なことですね。
そして何よりジャンルは違えど、みなさん自分のやりたいことを仕事にしている感じが伝わってくる。
とても励みになります。
以前少し特殊な仕事に就くある人に、こんな質問をしたことがありました。
「どうしてその仕事を選んだの?」
そうするとこう返ってきました。
「それしかなかった、消去法」
一見消極的な感じがしますが、とても素晴らしい。
仕事は人生のかなりの時間を費やします。
諸外国と比較すると日本はなおさら。
その大事な時間を有意義なものにする。
自分が楽しめないもの・本気になれないものをとにかく削ぎ落とす。
そんな「消去法」。
残ったものはとても純粋な「使命」に近いもの。
天職ってあるんだと思いました。
みんな色んな思いを秘めて仕事をがんばる。
その対価として生活が潤う。
そして自分だけじゃなく、関わる人も心が潤うようなそんな仕事ができればいいですね。
かたち [大阪市中央区上本町 谷町六丁目 鍼灸心理 藤治療院 整体院]
こどもの成長ってものすごい。
みるみるたくましくなっていきます。
できることがひとつひとつ増えて、どんどん世界が広がって。
毎日とても楽しそう。
成長や発達には個人差があるので一概にはいえませんが、2歳頃までに自我が芽生えるといわれています。
私個人としてはもっと早くから芽生えてるように思いますが。
それはもう、しっかりとした自己主張。
「イヤなもんはイヤ!」
そんな感じが目立ってきます。
ママ&パパ奮闘記の始まりです。
おとなになると、そういうわけにはいかないことが多いですね。
社会的にもいろいろつながりができて自己表現に縛られることも。
その中でどう過ごすのか、それがいわゆる世間の大人なのかもしれませんが・・・。
本来の自分と社会的な自分。
理想と現実。
知らないうちに大きなストレスになっていることもあります。
自己肯定感。
字のまんまですが、自分を素直に受け入れることができている状態のことですね。
自分を認めてあげる。
周囲に合わせることが他人の評価につながることを長い期間すり込まれると自我はどんどん抑制されます。
こどもでもおとなでもみんなと足並みそろえて生きることは大切です。
でも自分に素直なことも同じように大切。
そもそも、他人 × 他人=赤ちゃん。
大きくなっても、みんなそれぞれ違ってあたりまえ。
みんなそろって、のびのびと。
石の上 [大阪市中央区上本町 谷町六丁目 鍼灸心理 藤治療院 整体院]
気づけば8月。
お昼休みにアイスコーヒーを求めて近くの喫茶店へ。
歴史を感じさせる外観。
薄暗い店内。
BGMは・・・なし。
店主は女性。
今日聞いたら、OPENから40年以上経つという。
そういえば私の父親も、20代の頃から会社を始めて40年以上。
私が20代の頃に父親から言われた言葉。
「何でもいいからやめるな。続けないとわからない。」
ふと思い出したりしました。
自分らしく生きるには、人生における点をその都度全力で取り組むか、過去から未来までを線ととらえてスタイルを貫くか。
因果関係、色んな考え方があるのでしょうね。
人の心理によって大きく別れる部分でもあります。
アイスコーヒーを飲み干してお店を出ようとしたとき、店主から一言。
「ガマンやで」
きっと、「おたくの業界もお店が増えて大変でしょ?」と心配してくれていたことに対する成功の秘訣。
ほんとうにやりたいことをやるのはリスクを伴うことが多いと思います。
鍼灸や心理の世界は、お店は増えてもまだまだ認識が低いからなおさらかもしれません。
40年の重みをもつ言葉。
とても気力が湧いてきます。
今やりたいことを責任もってしっかりと。
午後からもよい出会いがありますように。
色のある世界 [大阪市中央区上本町 谷町六丁目 鍼灸心理 藤治療院 整体院]
すぐ忘れる。
というより、素直になれない。
「感謝」の気持ちを言葉にして伝えること。
もちろん、まったくないわけではありませんよ、こんな私でも。(笑)
子供の頃、なんか照れくさいのもあってあまり素直じゃなかった。
「家族ってそんなカタチもあるでしょ。」(当時小学生)
そう言いながらも、愛情表現豊かな他人の両親を見るたびに煩わしいような羨ましいような・・・。
学生のときに他界した実の母親にも、結局最期までやさしい言葉をかけることがあまりなかった。
母の目に私はどう映っていたのだろう。
態度や行動で示すこと。
それでいいと思っていました。
当時は、仕事も恋愛もそんな感じ。
困ったときだけ、全力で助け合う。
結果が出ればそれでいい。
よくこの話をすると、今は別人って言われます。
長い年月をかけて自分なりに変化してきたのでしょうね。(笑)
態度や行動だけでも悪いわけじゃない。
でも、もう少し素直に表現してもいいかも。
心にいろんなものがたまったら、話しましょう。
よいもの、わるいもの。
上手に伝えられなくてもいいと思います。
相手の反応が気になるなら、まずは聞いてくれそうなひとに聞いてもらいましょう。
思ったことを言葉にして伝える大切さ。
それがやさしい言葉なら素晴らしい。
次第にもう一つの世界が広がります。
風物詩 [大阪市中央区上本町 谷町六丁目 鍼灸心理 藤治療院 整体院]
花火の季節です。
私が暮らす街には、少し足をのばせば花火の卸販売のお店が立ち並ぶ商店街があります。
夏といえば花火。
商店街も賑わいます。
今年はまだ一度も花火をしていません。
というか、ここ数年したことないな・・・。
夜に花火をするのが大好きでした。
お祭りの大きな花火も。
闇の世界にきらめく火花。
いずれ過ぎ行く花火と夏。
儚いからこそ映えるのでしょうね。
ちょっとクサいですね。(笑)
風物詩。
季節感をまとったよい習慣。
時代の流れによって色んな生活スタイルが増え、みんなの共通認識ではなくなったものも多くありますね。
もちろん新しいものも生まれているのでしょうけど。
鍼灸も伝統医学なので、長い時代を渡ってきました。
今や生涯で鍼灸を受けたことのある人は、日本で約5%程度といわれています。
100人に5人。
理由はいろいろありますね・・・、「痛そう」とか。
鍼灸やカウンセリングを仕事にしているのもありますが、やっぱり知って欲しいです。
いいものだから残っているということ。
花火を見ているときのような、洗練された空間。
それでいて楽しくて、素敵な時間。
藤治療院で笑顔になる人がもっと増えたらいいなぁ。
そのために、日々精進です。
縁とBダッシュ [大阪市中央区上本町 谷町六丁目 鍼灸心理 藤治療院 整体院]
今日はお客様が昼からなのでゆっくり。
なんかお天気微妙だな。
今日のお題は何にしよう・・・。
よし、これにしよう。
みなさんは、ひととのつながりってどう思われますか?
自然となんらかのかたちで共同体の中で生きている。
小さなものでいえば、家族もそうです。
学校の友達と二人、それも小さな共同体。
最近は、SNSなどで簡単に個人の情報を発信できるようになりました。
受け取った人は、なんらかのつながりを得るわけです。
すごくスムーズ。
私はつながるひととはいつかつながる、そう思っています。
昔は数を気にした時期もありますが、今は巡ってきたものにまかせようと思うようになりました。
自分にとっての縁。
その時間を大切にしたいなぁと思います。
20代の頃、遊ぶのも飲むのもお決まりのようにみんな誘ってた。
ひとりを好む=ノリが悪い・・・とか少し思ってた。
どう過ごすか自由なのに申し訳なかったなぁ。
今夜、自分の音楽を貫いている友人に会います。
一年に一回あるかないか、唐突に誘ってきます。(笑)
それ以外、まったく連絡もとりません。
きっと自分の感性を磨いて生きているひとは、タイミングがよく見えるのでしょうね。
のるかそるか。
その判断にいつも感心させられます。
ときに大胆に。
よい縁が生まれますように。