根 [大阪市中央区上本町 谷町六丁目 鍼灸心理 藤治療院 整体院]
リオ五輪が開幕。
なのに以前に比べて最近はスポーツに関心が・・・。
学生時代、スポーツしかしていなかった頃には思いもしなかった心境。
人って変わるもんですね。
(でも運動指導はちゃんとしますので)(笑)
私が医療関係に進もうと思ったきっかけは、スポーツ競技者のトレーナーとして活動していた頃に訪れました。
もちろん、競技者のサポートをすることもやりがいはありました。
でも、なんか晴れない。関心が続かない。
そんなある日、一般の方にマンツーマンで運動や食事の指導をする機会が。
その方は、いくつかの内科的疾患を持っていました。
「自立」。
きっと、ほんとは「復帰」と言いたかったのかもしれない。
でも、今の自分と向き合って出た言葉。
それが彼の切実な願い。
病気になるまでは、多くの人の上に立ちとても活動的だった。
生活は一変し、多くのものを失った。
今や日常生活も一人ではままならない。
そんな現状が彼を苦しめていました。
この方を担当している間に、私の心が晴れない理由がわかりました。
そしてこう思いました。
私の関心のベクトルは、もっと人の日常に向いているんだと。
健康感という言葉があります。
自分は今健康だと感じる要素は人それぞれ違います。
その人にとっての無理のない状態。
それが自然。
しかし、なかなかそういう人は少ないのではないでしょうか。
そりゃ調子のいい時もあれば逆もありますよね。
大切なのはバランスを崩して長いこと経ってしまうこと。
こころもからだも同じ場所にいるとそこに馴染んでしまいます。
こころとからだのメンテナンス。
どうしても後回しになってしまうけど、やっぱり必要。
きっとあっという間に、リオから東京。
mori vs koike。
関心はいずこへ。