樵 [大阪市中央区上本町 谷町六丁目 鍼灸心理 藤治療院 整体院]
今日で9月も終わり。
今月もあっという間でした。
ある新聞に、「木を見て森を見ず」という諺が書かれていました。
この諺はどちらかというと、失敗した時などネガティブな状況で使われることが多いでしょうか。
視野の狭さがあだになったというような感じですね。
しかし、この記事はそれを伝えたかったわけではありませんでした。
全体を把握することは大切なことです。
俯瞰することで物事がスムーズに進むこともあるでしょう。
しかし、それでは難しい局面もある。
「森を見ず木を見る」
多くの人は、常に周囲の人間との摩擦の中で生きています。
その中で、様々なピンチを感じることもあるでしょう。
隣の芝生は・・・とも思いがちです。
そんな時、いかに主体的に行動できるか。
これがなかなか難しいけど重要なポイントです。
周囲はどうしても見えてしまうから気になるけど、目の前にある自分の課題にいかに一所懸命でいられるか。
それを乗り越えた時に、また新しい可能性を認識する自分が生まれる。
世の中1番だらけってわけにはいきません。
でも、その競争もあなたの一面でしかないのでは?
人生の幸せは人それぞれ。
目に見える優越感だけではないはず。
ただ一心に、木を切る樵(きこり)にしかできないことがきっとあります。